イケメン漫画でシュッと格好いい男子・大人をニンマリ愉しむ39点

名門貴族ファントムハイヴ家のご主人様（坊ちゃん）に仕える完全無欠執事セバスチャン。通称「黒執事」。
彼の職業は執事。彼は今日もお茶を煎れ、美味しい食事を作り、銀食器を磨く。そう、すべては主人のために…。
さらにこの執事、ご主人様の命を守り、名門貴族ファントムハイヴ家の裏の仕事を手伝いつつ、殺人事件の捜査、後処理を軽くこなし、人材ハントから死神やゾンビと戦いそして、最後にはご主人様の一日の疲れを癒やす。
彼の職業は執事。その人智を超えたパーフェクトな仕事の代償はご主人様との絶対的な契約にあり。

男性だけがかかる原因不明の不治の病、赤面疱瘡で男が次々と倒れていく中、行政や経済の担い手として男性に変わり女性が活躍する世の中となっていたという、男女逆転江戸時代の大奥の物語。

質実剛健な８代将軍徳川吉宗が大奥の逆ハーレムを整理するのは何となく胸がすっとする場面。
逆に中盤に入る、５代犬将軍綱吉の話はかなりせつない。

世継ぎを作るために公務として次々と男を換えて、仕事として好きな男の前で他の男と閨を共にしなければならない綱吉。
その身を切られる想いが身に染みる。自由な恋愛ができる現代に生まれてよかったと、しみじみ感じる場面でもある。

男女が逆転しても、日本史の授業でならった歴史としてうなずける解釈と整合性あるまとめ方が秀逸。

漫画内の現段階ではダメ学生にすぎない主人公ホノオに比べて、既に頭角を現しつつあるオタク系イケメン＝庵野秀明。

主人公の焔燃と同じ大作家芸術大学に通う、将来のアニメ界を背負って立つ男だ。

80年代当時はただのオタクと呼ばれても、監督の大作を知っている今では才能を持つイケメンにしか見えない。

いつもウルトラマンのカラータイマーを付けていることや、夏場SFアニメ制作の折には10日間風呂に入らないで同じ現場の女性からクレームが入る。

牛乳とスナック菓子でひたすら絵を描き続け、久しぶりの風呂に入ればウルトラマンの海岸戦闘シーンを再現するなど、オタク熱はやはりハンパない。

それでも普通に80年代当時のイケメンのように見えるので、漫画を読みつつ「あの時、青田買いしていればよかった」と後悔する昔の女子学生が出現しそう。　

ちなみに、この漫画の主人公は少年サンデー「炎の転校生」で注目を浴びた著者自身。当時の漫画家としてデビューするまでのプロセスすべてをいつもの熱く、くどいギャクで素敵に描いている。

大ブレイク！　笑えて泣けてキュン！　史上最強のツンデレラブ!!　枢木（くるるぎ）ゆに・ＩＱ180の奇才、わりと完璧主義。櫻井（さくらい）ハルカ・ゆにの担任、そうとう楽観主義。ひょんなことから、つきあいはじめた学年トップの超天才にてクールな少女・枢木（くるるぎ）ゆにと臨時担任の櫻井（さくらい）ハルカ。担任じゃなくなったら正式にラブラブになるはずが、元担任２回目のご懐妊でハルカは引き続き担任に。絶対ナイショなこの関係には、キケンがいっぱいなのです――。いつだって波瀾万丈、顔面ツンツン、脳内デレデレ。イケメン教師と天才少女のツンデレ禁断（？）ラブコメディー！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

大月冴門は頭も良くてイケメン、王子ともてはやされる完璧男子なのに、周囲の顔色を見て生きている自分のことが大嫌い。上辺だけの人間関係に嫌気がさしていた冴門は、下校中に冴えない女子・亀平小絃に出会う。なぜかいつも楽しそうな小絃のことが気になり、少しずつ惹かれ始める冴門。そして中学の卒業式に小絃から人生を変える衝撃的プレゼントを受け取り…？(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

『近キョリ恋愛』『きょうのキラ君』のみきもと凜最新ラブ。誰もが認める優等生・日奈々のヒミツの願い──それは“おとぎ話のような恋”をすること。ある日、日奈々の高校に超絶イケメン俳優・綾瀬楓が映画撮影で来たことが、日奈々の平凡な毎日を変えていく──。今はじまる、リアル・シンデレラStory。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

いとこの空は最初に出会ったときはぶっきらぼうだったけど、主人公の修二が野球を教えてあげて一緒に遊ぶうちに、空の方が野球も上手くなり、みんなの人気もさらっていった過去を持ちます。

空が引っ越しした後も敗北感を抱えて生きていた修二。入学初日に同じ高校に空がいることに愕然とします。
でも、子どもの頃と違い、修二の方が背が高くなっているので昔とは違うと少し期待しますが、少年のころとあまり状況は変わっておらず…。

空と一緒に野球部に入った修二の劣等感が強くなっていくのが読んでいてハラハラします。

最初にピッチャーを任されたのは修二なのに、試合のときになると上手く球が投げらません。特に、空にピッチャーを奪われた時の修二の心情をとても丁寧に描いているので、彼の劣等感が痛いほどに感じられます。
凄い漫画です。

その後監督にキャッチャーをやれと言われてもどうしてもピッチャーにこだわる修二。
どんどん自分で自分を認められなくなっていくのが、読んでいて辛いシーンもありますが、修二はキャッチャーをやることによって違う自分を発見できます。

が、物語はそこで終わりません。

絵が抜群に上手く、少年漫画や青年漫画でもそのまま通用する野球漫画です。
そして状況が２転３転してもピンチがやって来る展開もまたシビアです。

空と同時に新しい修二をどんどん応援していきたいです。

名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者！　“妻”は暗殺者で!?　互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

「嘘でもつかないと
もう恋なんてできない」
★著者初のオールカラー長編
独身、実家暮らしの鐘子(しょうこ)は30歳。
3年がんばっても成果の出ない婚活に疲れ、癒しを求めて韓国へひとり旅――
のはずが、行きの飛行機でイケメンと「禁断」の出会い!?

不毛な婚活により女としての自信をなくし、「私は絶望的にモテない」と自覚する鐘子は、突然目の前に現れた若く親切な韓国人男子を前に、自分を偽ってしまう……。
WEBマンガサービス「XOY(ジョイ)」でスタートし、現在は統合先の「LINEマンガ」で大人気連載中の著者初の“縦スクロールWEBマンガ”を、コマ割り形式で単行本化。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

妄想が趣味の地味系女子・平野木絵はニューヨーク支社からやって来た超イケメン社員・高台光正に突然食事に誘われ、驚く。　実は光正には、ある特殊な能力が！　それは光正の妹と弟にも──　ヒットメーカー森本梢子が放つ不可思議ラブ・コメディ！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

イケメンで仕事もデキる小路課長のひみつ。それは「カワイイキャラクター」に目がないところ！ でも、そんなこと、部下のみんなには……言えない―――！ (><)　世を忍び、カワイイものを愛でるおじさんの日々の葛藤を描く、「ヒミツのおじかわ」コメディ。小路課長の明日はどっちだ!?(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

愛するじっちゃんの元へ早くいくことを心から願う蘭
「人を助けて死にたい」と願う蘭が身代わりとなって入ったのが一度その門をくぐったら生きては出られぬという天堂家

そしてその天堂家の主人・天堂雅人。
天堂家のお家争いに立ち向かう油断無きしっかり者で俺様主義者、強引さは最大級。
「俺を守って命を絶て」という雅人と自死したがりのヒロイン。この関係は一見病んでいるようですが実は･･･。
とことん冷たく冷え切っていた雅人が蘭と出会い自分の温かな面に気づかされていく。
こんな複雑な設定が面白くないはずも無くどんどん引き込まれます。
二人の会話シーンが時にシリアス、時にコミカルでとっても魅力的。

天堂家令息・天堂雅人に嫁いだ伯爵令嬢・鳳城蘭は偽者だった。生きては出られぬという天堂家を恐れる蘭の身代わりを自ら申し出たという娘は「人を助けて自死したい」と言う───。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

●結婚して家庭を守りたいと考えるあすか。でも仕事は絶対に手を抜かない。だからこそ周囲の評判も良く「デキる女」として認められる。やるべきことをやって、自分の考えを貫く彼女に共感。

●アナウンサーの世界をよく取材しているのかとってもリアリティに溢れています。そしてあすかの仕事も表面的な表現ではなく、仕事の一つ一つや会話などを丁寧に描いているのでリアリティが出ていて、働く女子が読んでも嘘くさい感じがしません。

“(結婚したいあすかと、結婚したくない竜。
正反対の価値観を持っているにも関わらず、惹かれ合った2人はつきあうことに。
果たして「結婚」はどうなるのか…！？アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”

●イケメン兄弟が運営しているイートインスペース付きのクーベルチュール＝チョコレート専門店を舞台にしたオムニバス・ショートストーリー。

●「街のチョコレート屋さん」と「ちょっとお洒落なスィーツカフェ」の両方を兼ね備え、地元に愛される絶品スィーツ描写が本当に美味しそうで食べたくなります。

●チョコレートに必要なものは実は気遣いと優しさと胸キュンなんです！　と断言したくなる素敵なお話です

クーベルチュール――それは、美形兄弟が営むちょっと特別なチョコレート専門店。仕事と恋の狭間で揺れるとき。春待ちの恋に悩んだとき。笑顔と優しさを忘れそうになったとき。足を踏み入れれば、だれもが知るのです。みんなに伝えたい、幸せの味を。あなたの心を優しく溶かす、とびきり温かい4つのお話。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

底なしの包容力イケメン＝小日向大策。
漫画の主人公である筧×ケンジのカップルではなく、彼らとダブルデートをしたこともある小日向×ジルベール（ワタル）のカップルが見物なのだ。
あ
小日向は小悪魔系のジルベールにいくら振り回されてもそれをのろけに変えてしまう。

最近では、おなかがすいたジルベールが冷蔵庫にある小日向のお取り寄せ素材で、キムチチゲを作って一人で先に食べてしまう。
小日向が帰宅すると「ノルウェイの森」の一遍を引用して自分の理想を愛を語り、求める愛の姿として、後片付けを押し付ける(!)。

さらに残っていたチゲも、冷蔵庫に入れるとにんにく臭くなるから、全部食べるように強制(!!)。

翌日人と会うため匂いが強い料理を小日向が拒否すると、「求める愛を理解していない」とさらに追いうちをかけるジルベール(!!!)。

家賃など生活費はほぼ小日向持ち。
それでもジルベールの求める愛の名の元に彼の指図を黙って受け続ける。

そこまで悪魔の振り回しを全て受け止める漢気のある人はなかなかいないのでは。

その後の巻で彼がジルベールに頭が上がらない背景が明かされるが、これはこれでやはり愛情深い小日向らしさなのだ。

関根圭一郎（30）は、見目も良く、無表情ながら凛々しい顔立ちで仕事も出来るし、何でもやればこなせる器用な人。ある意味嫌味なくらい「完璧な男」。　けれども当人はそんな高いスペックとは裏腹に、付き合った女性とは当人的にはなぜか体の関係だけで結局はフラれてばかり。　さらに打ち込める趣味もなく、どこか無気力に日々を淡々と生きています。

　ある日ふと冷静になり「自分に何もない」と気づいた彼は、特に惹かれたわけでもないけれど、通りすがりの手芸店に通い編み物をはじめます。　そこで出会った店の娘・サラとやり取りを重ねるうち、段々と自分というものに自覚的になってくる関根君は…

　東京生まれ東京育ち、イケメンメガネで、仕事ができる。　関根くんは誰もが羨む高スペックの持ち主ながら、こと人間関係を中心に色々と良い結果がついてこなかった。　しかも本人がそのことに無自覚で、自分の人生を「つまらない」と形容します。

　その無自覚さが無防備さになり、安い女性がホイホイと寄ってくるという悪循環。　変に真面目なところがあるので、悩むときもグルグルと自暴自棄になるまで悩み詰めます。

　イケメンが悩んでいる姿というのはそれだけで絵になるのですが、彼の場合は無自覚ゆえの残念さや無防備さが加わるので、読者もまた「放っておけない」という気持ちが刺激されどんどん続きが気になります。

　関根君とは対局にある努力系のイケメンも登場し、関根君の心の変なところかき乱します。これがまた読んでいてい楽しいのです。

　表紙からもわかる通り、メガネスーツが基本スタイルなので、メガネスーツがお好きな方は大満足できること請け合いでしょう。　30歳にしてようやく思春期を迎えた残念なイケメン関根君の美しく滑稽な恋路を、みんなで温かく見守りましょう。

　最後の最後まで右斜め上な対応で、関根君は本当に,本っっっっ当にハラハラドキドキさせてくれます。

時は大正。父の形見を取り戻すために公爵邸を訪れた明。そんな明を出迎えたのは、金髪碧眼で超美形な異国の公爵様！ 明は、形見を譲ってもらうかわりに、公爵がアンティーク貿易の取引で日本にいる間、お嫁さん役をすることになって――!?(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

●ヴァンパイアだという秘密を守る側だった「学園守護係」零の吸血鬼堕ち・・・なぜ？次から次へのドキドキの展開。

●可愛さと吸血鬼の影を背負った暗さを見事にマッチングさせた作品。吸血鬼漫画にハマりそうです。

●単なる吸血鬼の少女漫画ではなく、新たな吸血鬼の世界観を構築した美麗吸血鬼漫画。

“純血種殲滅を食い止めるため、枢と刃を交える優姫たち。そこへ零に血を与えた更が忍び寄る。枢への復讐を命じられ、零は!? その時、ハンターの武器を生み出す親金にかつてない異常が発生。そして争いはひとつの結末を迎える…！ 最終章目前、各々の決意が交錯する第18巻!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”