猫漫画を徹底的にセレクトした91点であなたをモフモフ責め！(3ページ目)

作品紹介

猫の多頭飼い作家にして猫専門の漫画家ともいえる『いわみちさくら』氏の猫味漫画。

多頭飼いにも限度があるのだからして、いわみち家は猫をこれ以上増やさないと決めていたのだ。　

なのにいつの間にか猫のかわいさにほだされてドンドン猫たちのパラダイスになってしまうのだ。

猫は１頭でも可愛いが大量の猫もまた可愛い。　その大量の猫たちがみんなキャラ立ちしていて、読めばまったり次には爆笑。　

大量の猫はやっぱり大騒ぎでなおかつ楽しそうなのだ。　

たくさんの猫があれやこれやと登場してはいろいろやらかしてくれる。　いわみち家の人たちと一緒に猫に振り回される気分を十分味わえて猫を堪能できるという美味しい漫画である。

猫が大好きな人や癒しを求めている人にはまさに猫たちと一緒に暮らしているように思えてとっても幸せな気持ちになれる事うけあいである。

他にも、猫特有の笑いのポイントや面白い描写が各所に仕込まれており、癒やされながら笑いたい人にはうってつけだ。

作品紹介

7匹の猫、マミヤ、ライカ、スナ、テトラ、ミケコ、モータ、えむを基本に、いわみちさくら先生親子のでこぼこ猫家族漫画。猫と親子のゆるゆるした日常が描かれている。

猫を飼っている人は共感する部分が多く、うなずきっぱなし。　４コマにまとめているが、猫あるある漫画でもある。　

猫を飼っていない人は飼っていたらこうなんだ！とドキドキワクワクするだろう。　笑えるエピソードの面白い話が多いが、中にはちょっぴり切ないお話や悲しいお別れも書かれているので、実はハンカチかタオルは必須アイテムの泣ける猫漫画も兼ねているという豊富な１冊なのだ。

とは言え4コママンガなのでどこからでも読みやすく、今日の占いの気分でページを開いて「お？今日はミケコか。絶好調だな」とか思いながら読んでも行ける。
毎朝のトイレタイムに１冊おすすめである。（臭くて失礼！）

いわみちさんの絵も絶妙でシンプルなのに可愛く、とても魅力的。　お話も読みやすい。「でこぼこ猫家族」を読むと、ささくれだった心が落ち着くように感じる。

ギスギスしたりしょんぼりしている人に是非読んでほしい。
癒されること間違いなしだ。

作品紹介

目つきの悪い主人公の頼朝くんが、白っぽくて可愛い義経と目つき悪い黒猫弁慶とのドタバタ笑える３匹（？）生活４コマ漫画がこちら。

デフォルメされてる義経と弁慶がキャラ立ちし過ぎてて笑える上に、顔はアレでも中身は猫なので言う事聞かない聞かない・・・（爆笑！）

４コマ漫画でテンポが良いし、全体的に絵柄が可愛いので、癒されながら読むことができる漫画だった。　なおかつ、オチが笑えたり和めたり、ちょっと涙できたりと、いろいろと忙しくなっちゃう漫画でした。

掲載されていたコミック猫バンチはご長寿猫漫画が多いので、本作もず～っと続いてくれるのかと思っていたのですが全４巻で終了。
悲しかったです。（バッドエンドじゃありませんよ！？）

　猫の可愛さを再認識しながら、癒やされたり和まされたりできて、猫飼いたくなります。読んで良かったって思えた漫画ですよ！

作品紹介

江戸時代を舞台にして伊能忠敬とう実在の人物をネタに、その学者の助手として頑張っている少女・栄と、夜になると人の言葉を話すという特殊な能力を持つ猫とが織りなす物語。

新しい未知の学問に興味を持つ少女が、猫のサポートを受けながら成長していくという展開で、ファンタジーあふれるホームドラマのような内容に仕上がっている。

また絵が非常に上手く、登場する猫は柔らかくて触りたくなるように描かれているので猫好きなら一目でファンになる。　猫と天文学と地図そしてファンタジーを絡めてとてもワクワクする展開が繰り広げられる。

作者は、江戸時代と猫をモチーフとした作品を他にも発表しており、得意としている舞台設定であることが推測される。　このために、話のベースがしっかりとしているので、ライトなイメージに反してかなりグッと読み応えがあるのだ。

猫が好きな人だけに向けられた作品ではなく、話が進むごとに本格的な内容になっているので、ストーリー全体を時代劇や歴史物を読むような感覚で楽しむことができる猫漫画。

作品紹介

みっちりねこは株式会社フレンセルにてデザインされたキャラクター商品で、それをコミカライズしたのが本作。有無を言わさずみっちり！とねこであふれている。

猫好きにはたまらないシチュエーションの漫画。またさらにこのねこ達が変でちょっとユニークなところもうれしい。キャラが立っているというか、絵が立っている。面白い。

もう何が良いってとにかくその見た目が良い。　現実で何か嫌なことがあっても、みっちりねこを見ているといつの間にかそれらを忘れてしまえるくらい可愛い猫たちがたまらない。ストーリーと呼べるものはほぼないし、爆笑するというマンガでもないのだけれど、なんだか一つ一つ読み終えるとふんわりした気持ちになれる。

猫たちも個性的で不思議さがたっぷりで、絵としてはそこまでキャラクターに違いがあるわけではなくても、いつの間にかどの色のどんな見た目の猫がどんな名前なのか覚えていってしまうくらいキャラクターがはっきりしている。

一度はこんな猫たちに実際に囲まれてみたい、ぎゅっと押し込まれて詰め込まれてみたい、そんな風に妄想してしまう。

4コマが基本なのでもう回数はかなりの数を数えているのだけれど、それでもいつまで経っても飽きがこないのも不思議という猫好きハート狙い撃ちである。

作品紹介

元祖猫漫画といえばこれである。『ホワッツマイケル？』と日本語表記した方がわかる人もいるだろう。　1980年代後半に大ヒットした小林まことの漫画「What's Michael?」が、「新装版 What's Michael?」として再登場しているのだ。

知らない世代のために説明するならば『What's Michael?』はマイケルという名の猫を主人公にした読み切り短編集である。

この漫画の凄いところは、一貫したストーリーではないという点。　「マイケル」という茶トラの雄猫だけはほぼ毎回出てくる。　

大林家あるいは今林家で飼われているマイケルを描いているが、同じ登場人物が別の設定で登場する短編も多くあったりして、回ごとに設定は大きく異なるのだ。　飼い主もバラエティーに富んでいる。マイケルも常に飼い猫ではなく、野良猫の場合もある。

つまり舞台設定よりも猫の笑いだけを１番に持ってきて、他はその都度笑いだけのためにその都度設定されるのだ。　これが凄いのだ。

まだ猫派が犬派よりも少数だったバブル時代に、マイノリティだった猫好きだけに向けて「猫あるある！」と膝を打ちながら読む漫画を目指した点において開拓者でもある。

中には人間を全く登場させず、マイケルをはじめとした猫を擬人化した話も多い。そのとき猫たちは会社員だったり、野球の試合をしたり、麻雀を打ったりもする。　

大変オッサンくさい猫たちなのだ。　なのに人間のように振る舞いながらも猫の特性を最大限に生かして描かれているため、そのギャップが読者の笑いを誘う。

ブームに乗って当時アニメ化もされたが、独特のテンポ、何とも言えない「間」は、やはり原作でないと味わえない。

作品紹介

「新・家庭内猫王国』は実在の猫との日常を描いたハラハラドキドキのエッセイ風漫画。タイトル通り猫だらけ猫まみれな一家のコミックエッセイである。

絵は非常に綺麗で可愛らしく描かれており、キャラクターそれぞれが持つチャーミングな猫の魅力が上手く引き出されている。

前作『家庭内猫王国』からの続きもので、多くのファンの希望により発表された。　猫が好きな人が楽しめることは言うまでもないが、それほどでもないという人でも猫を飼いたくなるような気持に変えてしまう力を持っている。

本当に長い間多くの猫を実際に飼っている作者ならではの観察眼と体験談に基づき、猫一匹一匹が大変個性的で、しかもドタバタとドラマに満ちているのだ。

ただ単に可愛い猫についての物語というだけではなく、猫と暮らすに当たって、または動物と生きていくにあたって当然通らなくてはならない問題についても臆する事無く盛り込まれている。

可愛い絵柄で猫たちが生き生きとしていて、笑いと感動に満ちていながらも、猫や動物についての意識を高めてくれる猫漫画なのがいいのだ。

実は『いわみちさくら』は２０年近くに渡って猫漫画を次々と発表している猫漫画作家だ。

『家庭内猫王国』『猫っこ倶楽部』『猫のお医者さん』『本日の猫事情』『ほんのり猫味』など、次々と猫漫画を出し続け、しかもネタが切れないという凄い猫漫画家である。

作品紹介

ねこめ～わく、書くのも今更ながらと思えるほどの作品。作者は竹本泉さん。かなりのベテラン。もうずっとこの作品を追いかけ続けているほど好きな作品。

舞台設定としてはSFで、人間が既にいなくなり猫の世界となった地球で、ウラシマ効果で5000年前の世界から地球に戻ってきた宇宙飛行士と猫に呼び出される魔法使いが猫との触れ合いというかへんてこなエピソードが徒然と展開されていくお話。

既に10年どころか20年を越えているマンガなのに、いまだに新鮮に楽しめるというのがすごい。SFなんだけど、ゆるふわファンタジーという雰囲気で、読んでいるとささくれだった心が少しずつ癒されていくのが分かる。

続いているので最新作を楽しめるだけじゃなくて、これまでの巻を振り返って読んでみても何度でも優しい気持ちになれる不思議な作品。作者のカラーがすごく出ている代表作だと思う。

作者竹本泉にはこの作品をいつまでも描き続けていて欲しいと思えるほどのシリーズ猫漫画である。

作品紹介

“ちょっとぼさっとしているにもかかわらず、なぜかモテる片桐くん。でも女の子にアプローチされても興味なし？　仕事が終わったらまっすぐ帰宅。そんな片桐くんの家にはおじいちゃんの忘れ形見の猫が3匹もいて……!?　マイペースな二毛猫の“ハツ”に、自分が女王だと信じて疑わない黒猫の“ミノ”、アウトローなトラ猫“ぎあら”。超キュートな3匹と草食系ならぬ猫男子の生態をゆるゆると描いた猫好き大注目のハートフルコメディ!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”

作品紹介

２足歩行で人間の大きさの猫たちが本屋さんをやっている。と言う猫漫画。　作者のささくまこがそもそも書店員さんなので、妙に具体的な本屋さん業界作業を猫が真面目にこなしているというギャップにノックアウトされる。

大型書店に変装して偵察に行く真面目な黒吉。　一方、店長のおじいさんと囲碁を楽しむ白吉。　白吉とキャッキャとふざける店長が良い味を出している。　ページをめくるごとにボケとツッコミが巧妙でクスリと笑ってしまう。

セリフが少なくシンプルでさっぱりしているので大変読みやすい。　その分、読者の想像が広がりやすいのだろう。　2匹と1人のゆるい日常がほのぼの描かれている。　ちょっと一息入れたいときにピッタリのマンガだ。

小さな書店に行くと、黒吉と白吉、そして店長のおじいさんがいてくれるんじゃないかと探したくなる。　
この漫画にはフッと日常に溶け込むことのできるリアリティがあるのだ。　

同時に書店員の著者による書店あるあるも大変面白い。　特に書店員の方は、うちの書店にも黒吉と白吉が居たらいいのにと思ってしまうだろう。

本と猫の組み合わせが妙にしっくりくるのはなぜだろう？
どちらも穏やかな時間を約束してくれるからかもしれない。

作品紹介

ちょっと古くさいと思わせる絵柄に見えるが、読むとこれが良いのだ。
この漫画『あなたが私に語ること』は、一見まぁ最近の漫画とは少し異なるタッチなので読みにくいかな？　という印象だが、「アニマルコミュニケーター」という一風変わった職業の主人公と猫達のエピソードが上手く、途中から「なるほどこの物語はこの絵柄じゃ無いと」と腑に落ちる。

猫と心通わせられる少女が主人公の優しい物語は、そのうち絵のタッチが気にならないほどストーリーに熱中し、登場する猫たちのあたたかで可愛らしい様子に心を奪われ、胸が熱くなる。

猫好きにはたまらない猫の可愛らしさが随所に溢れており、身近にいる猫をより一層大切にしたいな　と思わせられる。

主人公が実在している人物だったら良いのと思うほど魅力に溢れたキャラ設定がされており、猫好きの人にもそうでない人にも一度読んでもらえればと思う。

野良猫やペットの猫などが毎年沢山保健所で命を奪われている現状を考えると、この漫画を多くの人に読んでもらって猫の素晴らしさを共有できればいいなと思う。

作品紹介

『兄弟にゃんこスウとクウ』は、猫エッセイショートの決定版で、仲良し兄弟猫の大活躍によるほのぼの系猫漫画。　シリーズで３冊出ているが、どれももう表紙からして猫が可愛くて猫好きの胸を打ち抜いてくれる！　その上この可愛い２匹の兄弟の日常がとても丁寧に描かれいて、読み始めたら止まらない。

そしてこの兄弟猫たちは流ちょうな関西弁を話すのだ！　猫ズのユーモラスな活躍？は読んでいて「是非現実にいて欲しい！会いたい！可愛がりたい！！」という気持がムクムク湧いてくる。

兄弟猫を飼う事になった一家にとって初めての猫多頭飼いに対するあれこれも楽しく、作者の猫に対する愛情が非常に良く出ている。なお、実際に兄弟猫を飼う際の参考書としても利用できる内容であり、細かい部分についての考察や説明は非常に完成度の高さを感じさせてくれる。

猫ズがしゃべってくれるという点も安心して読み進められる点だ。

生き生きとした猫らしい猫というよりも、可愛らしいデザインのようにセンスを感じさせる絵なのも何だか癒やされ感があるのだ。

『兄弟にゃんこスウとクウ』『兄弟にゃんこスウとクウ 暴れん坊列伝』『兄弟猫を飼ってみた―兄弟にゃんこスウとクウ』と１年おきに３冊出ているので、ここは１冊目からおすすめしたいが、２巻３巻の方が読みごたえがパワフルである。

エッセイ風なので猫飼いの現実的な部分が大半だが、毒の様な展開はないので気軽に楽しみたいという人におすすめ。

猫の育児書としても参考になるが、ストレスをあまり感じずにただ猫の可愛らしさや愛くるしさに包まれたいという時にもぜひ！

作品紹介

『ナイショで猫飼ってます。』というタイトルを見て興味を持った人は、実は結構いるんじゃないだろうか。　最近こそペットOKな物件も増えてきているが、ペットを飼うには条件が色々とあって、賃貸暮らしの独り者にはちょっとハードルが高い。　表紙には後ろめたそうな表情で猫を飼っている女の子が描かれている。　著者である。

これは押しつけられた猫の面倒をみることになった作者がちょっと違法な行為をしながらこっそり猫を飼うというお話なので、　ナイショ猫あるある漫画である。　主人公は「ペットNG」な賃貸アパートに住んでいるから、とにかく色々と大変なのだ。
鳴き声やにおいなど、近隣の住人にばれないようにしているシーンは結構ハラハラする。　これは一軒家の人やペットと共に入居することを許可してくれるマンションなどにお住まいの人にはちょっとわかりにくいかもしれないが、完全な違法なのだ。

とは言え、この漫画に出てくる子猫はとても愛らしい表情をしていて、それがとても良かった。　まゆげが描き足されているのも人間みたいで面白い。　二匹それぞれが違う性格をしているから、たくさんの表情と仕草が描かれていてこれがまた癒されるのだ。

もし、ペットを飼いたくても家の事情で飼うことができない人がいたらぜひ読んでほしい。　ナイショで猫を飼うとどんな感じになるのかが、詳しく書かれていてとても分かりやすい。　そして動物を飼うには様々責任が伴うことを反面教師として教えてくれる。

猫と一緒にいたいなら、猫ラブだけじゃだめなのね。

作品紹介

タイトルからして猫あるある感満載の『うちの3ねこ』は、3匹の飼い猫ちゃんとの日々を描いた漫画である。　猫を飼っている人なら思わず、あるある！とうなずきたくなるシーンが満載。　

人間もそうだけど猫も猫ごとに性格や個性があって、それを上手いこと漫画にしてあるなぁと感心する猫の個性前面な猫あるある漫画。

松本ぷりっつ家に住んでいる3ねこは、甘えん坊の女の子「みぃ」、のろまで間抜けなオス猫「もじゃ」、中におっさんが入ってそうなもじゃの弟「まる」。

3ねこの中でも、愛嬌をふりまくもじゃのドジっ子ぶりがめっちゃ笑えるし、お膝に乗ったりと甘えん坊ぶりには萌える。うちもこういう猫が飼いたい！と毎回読んでいて思う。

まるはなかなか懐いてくれないし、いつもかったるそうなのに、作者目線では突っ込みどころ満載らしくおっさんぽい態度がじわじわいい感じで来ていることが描かれている。

意外とこういう猫も可愛いと思えてくる不思議。みぃは猫らしくて安心感があるところがいいのですが、ネタになる所があんまりないのか、登場が少なかった印象。

『うちの3ねこ』はクスっとできて可愛い猫漫画なので息抜きしたい時に読むのにちょうどいい感じ。　ネットの連載を読んでいた人でもコミックスでは3ねこの写真も見られるので買って損はなし！

作品紹介

猫の神様！　世界中で一番猫に愛情を注いでいるのは誰？　それは美奈子さんです！　と誰もが答えるであろうこの作品「ねこぐるい美奈子さん」は普通の猫漫画ではない。

いや表紙から圧倒されまくる!猫超ギャグ漫画なのだ。

猫カフェを舞台にし、猫の萌エネルギーを伝えつつも、ただ猫が出てくる漫画とは違う。　猫からではなく猫を介した人間から伝わってくるハイパワー猫バカ度。　アドレナリンが出っ放し、すさまじい勢いあるギャグマンガなのだ。

主役は美奈子さんと猫カフェで働く猫アレルギーのねねちゃん。　そして美奈子さんの猫2匹が脇を固める。　猫カフェなのに猫がおらず、美奈子さんの2匹の猫が働くことになる。　登場人物はほぼこれだけ。　キャラ少ないので途中で誰が誰だかわからなくなることもない安心設計。

絵は萌系でとても可愛らしいが、美奈子さんはしょっちゅう猫に萌えすぎて顔面が崩壊する。　可愛らしさとのギャップがまたたまらない。　読んでいると自分が猫を可愛がっている姿もこんな風なのではないかと少々不安になってくる。

「ねこぐるい美奈子さん」はちょっと元気のないときに読むとドコからともなく元気がでる。　猫大好きパワーがスーパーにダダ漏れているおすすめ猫ギャグマンガだ。

作品紹介

猫耳少女に癒やされたいならこちら。　いけさんの描く、どこか分からない田舎の懐かしい風景は自分の田舎の風景とダブって見えて仕方がない。　まぁ自分の田舎には「ねこむすめ道草日記」みたいに黒菜さんがが居るわけではないけど･･･。

「ねこむすめ道草日記」という題名の通り、黒菜さんと一緒に道草をしている気分になれる。日常にほどよく妖怪がミックスされているのがいい。

妖怪にもそれぞれ性格や事情、悩み、過去があり、胸が詰まるエピソードもあってお話は結構深い。　かと思えば心があったかくなるギャグもあり、そんな素敵な妖怪たち私のそばにも居たらいいのにと思わずにはいられない。

つい手にとってしまうのはとっても優しい絵柄のせいもあるだろう。人物はもちろん、背景も丁寧に描きこまれていて、見ているだけで癒やされる。

このマンガからは自分がまだ小学生だったころの、ほっこり・ゆったりした時の流れを感じる。
大変気持ちが安らぐので寝る前に読むことが多い。あわよくば、夢に黒菜さん達が出てくれないかなと思いながら･･･。

「ねこむすめ道草日記」を何の気なしに読んでいると、あの場所へ帰って黒菜さんやカッパと神社で遊びたい気持ち満点になる。　なんだか急に田舎にある実家に帰りたくなるのだ。

作品紹介

美少女猫耳猫しっぽである。しかも複数である。この漫画の売りはなんと言っても猫耳の可愛い女の子。といってもこのヒロインは人間ではない。神様の類である。

ヒロインの繭は猫の神で、見た目は小学校低学年ぐらいの元気がいいタイプの女の子。その他いろいろな美少女神様が出てきててんやわんやするお話。

登場する女性キャラは大体ロリキャラで、そもそも著者であるFLIPFLOPsが今描いている『ダーウィンズ』のヒロインもグラマータイプでないことから、FLIPFLOPsは本当に可愛く描くのが好きで描いていることが伺える。コロコロと可愛い絵柄でエロい展開は無いので女性読者も安心して欲しい。

特に可愛いのが貧乏神で、実年齢は相当な物だが見た目は小学校低学年かそれ以下。貧乏神をこんな風にキャラ付けするとは！　登場キャラの中ではダントツに幼い姿といえる。

話としては基本一話完結だが、神様と人間のお話かと思いきや、幽霊とか怨霊とか欧米系の宗教も絡んできて、だんだん神々の世界の揉め事の話になっていくのだ。

シビアなネタも仕込んできたりするのだが、それをヒロイン一同笑いを取りながらサラリとかわして行くのが上手い。　絵が上手いのでバトルっぽい展開も気持ちよく、シビアなネタの中にゲームの話があったりと息抜きに読むのにお勧めのマンガ。

アニメ化にもなり、根強いファンに支持されている猫の神様の漫画である。

作品紹介

漫画家の金田さん(女性)はマッサージしてもらおうと整体院のドアを開ける。そこには白衣を着た猫がいた。

吉祥寺にある「中村猫整体院」マッサージを手掛けるのは人と同じ大きさの猫たちだ。　ちなみに二足歩行している。白衣も着ている。　そしてふかふかした大きな肉球で丁寧にマッサージしてくれる！　肉球マッサージ！　なんて羨ましい！　身も心も癒されるとはこのことである。

想像しただけで気持ちよい。（気がする）。　あぁ、極楽！ふかふかした大きな肉球で丁寧にマッサージなんて夢のよう。　猫好きとしては一度は考える肉球マッサージを漫画化されるとこうなるのだ。

現実世界ではふにふにと頼りない手も、「中村猫整体院」では確実にコリをほぐす熟練の手である。　あの手でマッサージをされるなんて夢のようだ。　マッサージをしている側の猫の顔が最高に可愛いく幸せそうだ。
カズオ先生やせいな先生、中村さんのキャラクタも大変素敵で魅力が溢れている。

こんな整体院があったら是非とも毎日通いたい。　そして存分にふみふみしてほしいと思う。

原作担当の逢川里羅さんと、漫画担当の二丁目のママさんに感謝感謝である。

作品紹介

ねジこは博士によって造られたカラクリクロネコで、背中にネジがついている。

博士に好かれたくて本物の猫に近づこうと、野良猫の師匠について猫らしさを学んでいくが・・・

カラクリネコってつまりネコ型ロボットってこと？なんて不思議な気持ちで読み進むと、もちろん有名なあのネコ型ロボットとは全然ちがって、いろいろ発展途上な感じだ。

絵もかわいいし、しゃべり方もかわいいし、いろいろぶっとんでいて、なかなか笑える。

でもせっかく猫らしくなるために学んだことによって情報量が処理能力を超えると・・・というちょっとピリっとした設定が待っている。

カラクリは所詮カラクリ。やっぱり本物の猫にはなれない。そんなシーンがなんともせつなく、時に笑え、時にジーンとくる。

知的で実はやさしい師匠のキャラクターも個性的で、つっこみがおもしろくいい感じ。　

そんな博士とねジこの関係から作者独特の猫愛が伝わってくるのだ。　笑いの中に優しさがある。　猫好きにはたまらないストーリー展開の猫漫画である。

作品紹介

猫のこでぶ...いやいや「こつぶ」！白猫こつぶが可愛い。　猫好きにはまずこつぶの魅力にやられちゃうかもしれない。　猫の柔らかい感じがしっかり描かれている絵なのだ。

しかし内容は猫物語ではないのである。　美大生である主人公、高屋は「猫の面倒をみるのが条件だ」と言われて転がり込んだ一軒家はナゼか黒髪年上の女性が居たり居なかったり。　え？　この家にいるのは猫だったんじゃないの！？　どっち！？

結構強引だったその女性＝絵本作家の月嶋がなんやかんやあって同居する。猫と男女の巻き込まれ型ドタバタ同居物語なのでした。

絵が結構上手い。シンプルで丁寧で見やすく、ストーリーもそれぞれの悩みが丁寧に描かれている。　有名画家を父に持つ主人公や、主人公に想いを寄せている第２のヒロイン的存在の万咲、ひとりひとり思うことや悩むことがあってリアルな人間の中身を読むことが出来る。

恋愛のことや未来について悩んだり、答えを見つけようと頑張っている姿が読んでいて心が温かくなっていく。

しかしやはり一番の魅力は猫。　最初だけしか出てこないのかなと少しビクビクしながら読んでいたけれど、そんなことはなかった。

こでぶ猫『こつぶ』の自然体さやふてぶてしさ、イザという時にひっくり返してくれるところ。　全部ひっくるめてこつぶが可愛い。　人間ドラマも楽しめる猫漫画なのだ。

問題はＬＩＮＥの無料漫画アプリとして掲載されていて、そこは連載中止になってしまったこと。　双葉社からコミック化されたが、続きをどこで読める事になるのか、今は未定なのだ。

ファンが多いのでどこかで連載が続けられる事を願って積極的におすすめ。

作品紹介

この『一丁目のトラ吉』の作者『セツコ山田』はゴルゴ13の作者さいとうたかおの元妻であり、30年以上にわたって猫漫画の連載を継続している猫漫画専門の漫画家である。　

これまで猫おばさんとしても活動しており、猫の表現者としては第一人者的な存在として認識されている。

ちなみに元夫の影響はあんまり見られないので劇画調の猫とかそういうのは出てこないので安心して欲しい。

そんな著者が描く「一丁目のトラ吉」は、1978年の6月から1988年の9月にかけて連載されていた作品で、作者が初めて飼った猫をモデルとしている。　

ほのぼの系の作品で、可愛らしい猫が大好きという人であれば誰でも安心して楽しむことが出来る猫漫画の代表格。　

連載終了から既に20年以上が経過しているために一度は絶版となったが、もう一度読みたいと希望する人が多かったために2011年に復刊されている。

作品の中では昭和らしい風景と一緒に猫と共に季節の移り変わりや当時の様子などが鮮明に描かれているのも魅力で、時代が経過したことにより引き出された良さを体感することが出来る。

昨今の猫漫画とは違ったテイストでのんびりと猫漫画を楽しむにはとてもおすすめな一冊。

過去に読んだことがある人であっても、もう一度読み返すことにより違った読後感を味わうことを期待できる。　ちょっと懐かしく味わい深い猫漫画として安心して読んで欲しい。

作品紹介

既に猫を飼っている人なら「あるある」、これから猫を飼おうという人には「なるほど!」と思わせる一冊。　作者の人生初の飼い猫となるゆずとの出会い、成長過程での悲喜こもごもがかわいいイラストで描かれてて、このマンガを読むと「あ～、猫が飼いたい!」と思うはず。

でもこの本のすごいところは、決して生き物を飼うことはなまやさしいことではないことを全編通してほのかに匂わせてること。

作者は飼いたい一心で飼ったんだからゆずを文字通り猫かわいがりして当然なんだけど、人間と一緒で病気もするし、しつけも上手くいかなかったりでその生活はドタバタもの。

でもそれを悲壮感なくさらっと描いてるから、大変だけど猫のいる生活ってやっぱりいいよね～って思うし、猫と一緒に暮らすとこういうことに気を付けなきゃいけないんだってことが自然と頭に入ってくる。

猫もそうだけど、人間より長生きするペットってそういない。　だからこそ未来の「その時」のことを考えずに今を一生懸命一緒に生きるんだ!って姿勢が漫画を通してありありと伝わってくる。

ゆずはただの癒やされほっこり猫漫画じゃなく、生き物を飼う人に色んなことを考えさせてくれる素敵な一冊なのだ。

作品紹介

「猫にまたたび」ではなく「猫はまたたび」そう、ホント、猫ってある種麻薬のような妖しい魅力があるよね　という話。　まさにこの作品がそれ。　猫バカを自称できる人だけが「あるある、そうだよそれそれ！」と思わず微笑んでしまう内容が満載。　超猫好きじゃないと通じないかもしれない。「どちらかと言うと猫が好き」程度の猫好きはお断りである。

四コマ漫画なので気軽に読めるところも大きな魅力。　更に、全編カラーなのもまた嬉しい！！　カラーで読む猫漫画･･･可愛すぎる･･･！　ちなみに全編がカラーなのはウェブ漫画アプリGANMA!で連載していたから。

猫を飼ってないけれど猫が大好きという人は、正直に言って解らないと思われる。
またあんまり猫に興味が無い人に読ませると「これだから猫好きって･･･」と白い目で見られる可能性があるので、読ませる相手は選んだ方が良い。　同士だけで楽しみたい猫漫画なのだ。笑えるから。

ちなみに登場する猫だけでなく、登場人物たちも単純にかっこいいところがあるので、そこは普通にオススメ。　可愛いだけでなく個性的で面白い漫画でもあるので。

ほのぼのとした気持ちになりたい時、猫バカ愛で笑いたい時、とにかく猫を愛でたい時に思わず読み返したくなること間違いなしの猫漫画。

作品紹介

ほしの なつみ 他猫漫画作家連のオール読み切りシリーズ
肉Q一家／たじまタジ子 タビィとしょぼにゃん／きっか ラブリィ♥キャッツ(くるみ編)／キビクラチサト 猫宿にゃん盛記／ちうね キジトラ猫の小梅さん(ショート)／ほしのなつみ 1年3組にゃんぱち先生！／さくらばつかさ 元気印 はちくん(仔猫編)／八王子サンゴ ジロとトラ丸／天野春彦坊 ネコレンジャー／ふぢたしょうこ みぃにゃん小箱／よつ葉真澄 三匹のおばさん／カンガルーくにい などなど♪
(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

ワガハイ、チビ丸、のらノ助、コトメ、ボスノラとクロなど、かわいさ全開のネコたちが大活躍。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)