異世界の楽しい歩き方をまとめて紹介43点(2ページ目)

作品紹介

『我が名はシャドウ。陰に潜み、陰を狩る者……』みたいな中二病設定を楽しんでいたら、まさかの現実に!?主人公でも、ラスボスでもない。普段は実力を隠してモブに徹し、物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」。この「陰の実力者」に憧れ、日々モブとして目立たず生活しながら、力を求めて修業していた少年は、事故で命を失い、異世界に転生した。これ幸いと少年・シドは異世界で「陰の実力者」設定を楽しむために、「妄想」で作り上げた「闇の教団」を倒すべく（おふざけで）暗躍していたところ、どうやら本当に、その「闇の教団」が存在していて……？ノリで配下にした少女たちは勘違いからシドを崇拝し、シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていくーー。『小説家になろう』の超人気作が、加筆修正の上、待望の単行本化！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

人の罪に対応した特性を持つ7階層からなるダンジョン。
暴食・怠惰・色欲・憤怒・嫉妬・強欲・傲慢。いわずと知れた七つの大罪だ。

冒険に危険とハイリスクは付きものとはいえ、こんな欲とドス黒い感情に満ちたハイリスクなダンジョンを攻略しようというのだから凄いことだ。

でもハイリスクさえ霞んで見えてしまうのが「あらゆる人の欲望を叶える」全七層の大罪ダンジョンからの報酬。
数年の間、我が身を危険に晒すダンジョン探索の見返りは「富」。
一生楽に暮らせるだけの富。
探索のノウハウを学校で教えてくれて、ルールがある程度決まっているダンジョンなんて大変いい話だが、新人探索者の50％以上は確実に命を落とす。
たとえ学校に行き、探索のノウハウを学んだとしても生存率は半分。さらに生き残っても富は保障されない。

そんなスクールのダメ教師がかつて最強の伝説パーティに在籍していたディル。現在はスクールの教師。
かつては幻の第八階層探索免許を持つ最強の男。そんな男がダンジョンで無くしてしまったものは？ダメになってしまった理由は？

現在は自堕落な反面教師であるかつての最強の探索者ディルの再生の物語でもある。

「7階層ダンジョン」×「七つの大罪」×「探索者」＋「αの謎!?」の設定にワクワク！

作品紹介

内原平和は、宮城の家族と別れ、東京の大学に入学するために埼玉に居を構えた。入学早々、見知らぬ番号からの電話が鳴り続け、「あたしメリーさん、今ゴミ捨て場にいるの・・・・・・。あなたが捨てたお人形よ・・・・・・」と。
いたずらだと信じて電話を切ったが、何度もかかってくる。どうやら、少しずつ電話をかけてきて、こちらに近づいてきているようだ。
翌朝、「あたしメリーさん、いまあなたの部屋の前にいるの・・・・・・」と聞こえたが、理解できないうちに、アパートの向こうから集団のお祈りのような音が聞こえてきて、メリーさんは異世界に行ってしまったらしい。

しかたなく内原はメリーさんに、埼玉から電話でアドバイスを届け続けて・・・
スマホが絆で結ぶらしき、メリーさんと大学生が魔王退治していく・・・のか？

設定が上手い！異世界転移と都市伝説の掛け合わせな上に「スマホで誘導」とか、３重設定。よく考えてある。

しかも内原くん、助けちゃってるけど、その相手メリーさんだからね！？と読んでるこちらがハラハラしてしまう。大丈夫なのか？　かなり不気味である。

絵が上手いのもいい。作画とストーリーが合ってる。
面白い。続きも楽しみ。良作。