緊迫感あふれる頭脳戦・心理戦漫画74点を徹底的におすすめ！

作品紹介

経済学部の教授である加茂先生曰く

”経済学はカネを考える学問じゃない　人を考える学問だ”

なるほど新成人の18歳から上の人たち全員はこの漫画を必読とした方がいい！と言いたいほど学びが大きい作品です。

本当に1巻、2巻と読み終わって多くのことを学ばせもらえてます。
「無認可●●共済」「仮想通貨」「ひととき融資」「グレーNPO法人」「事業再構築補助金」「新型　マルチ商法」についての加茂先生の実践経済学の講義は大変勉強になります。

この作品を読むとこれらの巧みすぎる罠にかかるのはとっても自然で不思議なくらい簡単なのでは?と思えてくる。それほど相手（怪しい宗教、経済詐欺師たち）は自分の技（心理学・巧みな話術・熱狂という状況作り等）を徹底的に磨がき続け、常に無防備な人たちに仕掛けてくる。
タイミングが悪ければきっと誰しも確実に仕留められるのだろう。

1巻での国からの各種補助金の不正受給の話はリアリティーがあった。一回の詐欺では終わらずトコトン吸い上げられる仕組みが構築されていることに背筋がゾッとした。

じゃぁどうすれば？となるのだが、結局自分の頭で考える、わからない人は面倒だけど役所に行く、専門家に相談するがベストなんですね。
無料相談や調子のいい人やおいしい話に任せては絶対イケません。

無料だったり、安かったり、簡単で楽で美味しい話には絶対「罠」が潜んでいるということをしっかり学んでください。

そして身近な経済詐欺に関して敏感であらねばと痛感します！
さらに何が凄いって・・・やはり「人間が一番怖い」です。

さらに、加茂先生曰く

この世はすっかりカモる者とカモられる者の経済　「カモリズム社会」になってしまった。
自分が詐欺師達の「鴨ネギ」ならないように用心に用心を重ねましょう。

作品紹介

愚かな戦争の歴史を重ねてきた人類。文明も思想も高度に発展したはずなのに、いまだに争いはなくならない。むしろSNSの時代に入り、より細かく、より多くの分断が起きているようにも見える。なぜ戦争や紛争が起こるのか？　なぜ人々は分断するのか？　こんなセンシティブな内容にマンガというツールを使って真っ向勝負を挑んだ問題作だ。

主人公は世界中を交渉して回る解決屋＝地政学リスクコンサルタントの八田百合。あるときはミャンマーの日本企業内で起きた紛争を、あるときはタンザニアで起こったミステリアスな魔女狩り事件を、地政学に基づいた知性で解決に導いていく。世界中の社会情勢を詳しく解説してくれる一方で、妖艶な百合の強引な手法も漫画的で楽しい。世界が見えてくる新味あふれる地政学活劇だ。

作品紹介

パチスロ屋で邂逅した多重債務者の青年・梶隆臣と謎の男・斑目貘。

梶のアドバイスで小金を手にした礼に、貘は借金完済のサポートを買って出る。

その後、梶は貘の案内でディープな闇の世界へと誘われ…。

第1話を読んだ際は、心理戦を重視にした一般的な漫画なのだろうと思ったが、物語が進むにつれて全く予期していなかった壮大なスケールのバトルが展開。

まさか、ここまでバイオレンスを大きなファクターとして採用するとは思いもよらなかった。

梶と獏の前に次々と立ちはだかるのは、命のやりとりを至上の喜びとする究極の男たち。

“嘘喰い”の異名をとる獏もまたその1人である。

また謎の組織に所属する立会人の存在も重要。

命懸けのバトルけを成立させるために厳正に立ち会うのみならず、取立人としても手腕をふるい、立会人同士の派閥争いである號奪戦では格闘能力を存分に発揮する。

勝利する知力だけではなく、自らの身を守る防衛力、攻撃力も有していないと“心理バトル”が決着しない前代未聞のバイオレンス頭脳・心理漫画作品。

普通のバトルものでは飽き足らなくなったアナタにオススメだ。

作品紹介

人生はちょっとしたことで【歯車】が狂う。軍神と呼ばれた元帥ユリウスも気がつけば100万人を溶かす潰国（くに・人をえぐる）反乱戦争を始めることに。

それは天才ゆえの悲運なのだろうか。

軍人になった理由は、ただ生活が出来れば良かった。

自分の周りの人たちが幸せを感じ、笑顔になるならそれで良かった。

気が付かないふりをすれば何も起きなかった。


自らの命で戦争責任を贖う間も無く部下に慕われ、逃され、無様に生き延び、流れついた土地は自分の知識から推定すると300年ほど文明が遅れた未知なる異世界。

戦争という人を千・万単位のバルクで溶かす（損耗率を計算）仕事をしてきたユリウスが一人の少女に救われる。
一人の少女の願いで100人程度の村を山賊から救う知略を練るユリウス。
一人の村人を救うために走り、自らの手で守ろうとするユリウス。

そんな矛盾を抱えたまま生き永らえたの知略の天才ユリウスの決して戦いから逃れられない生き直しにワクワクが止まらない。

ストーリーは大変テンポ良くそしてクスッっと笑いを交えながら展開されていく。
世界観も除々に明かされていくのがいい感じで設定良し。続刊が気になる作品。

作品紹介

名門・私立百花王学園。この学園には階級制度が存在する。生徒会を頂点とするこの学校は「勝負」に支配されている。勝てば天国。負ければ地獄。強者は羨望、弱者は被虐のクルった学園。そんな学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名前は蛇喰夢子……。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

スマフォを使ったSNSによる人との繋がりに依存気味な高校生が主人公のアタル。そのSNSの繋がりやスマフォの機能を、ふざけた被り物をしたマーブルという人間？に利用され、ほかの利用者たちもろとも命を賭けたゲームに引きずり込まれます。

アタルはそのゲームに隠されたイジワルな仕掛けや謎を解きながらこのゲームのクリアを目指す、というのがこのマンガのあらすじ。

なかなかエグいです。　

自分はこの漫画のやわらかい絵が好きだったので読み始めましたが、読んでみてからはほんわかした絵とは真逆のシビアな展開にあれよあれよとはまってしまいました。

次々に用意される命を遡上に乗せたゲームや、彼女思いの主人公、一緒に行動する女の子など魅力的な点が多いですが、個人的にはその中でもマーブルが出すゲームの仕掛けの正体が何なのかを考えるのが好きです。

このマーブルが繰り出すゲームとその仕掛けがイジワルで悪どいのなんのって。
悪い奴が考えるとこうもイジワルなゲームになるんだと感心してしまいます。

もし私がそのゲームに参加してたら、まともに謎解きしようとして術中にはまってすぐに死んでしまいそうです。
でも次こそはアタルが解く前に私が解いてみたいと思いながら読んでます。

作品紹介

生き馬の目を抜くのは当たり前、海千山千が跋扈する不動産業界。
扱う額が千万、億がの世界。底に渦巻く欲望には必ず真実のようなものでオブラートされた真っ黒な嘘が付いてくる。この世界で交わされる言葉の常識は『千の言葉のうち真実は三つしかない』、千三が基本。

そんな業界で飄々と嘘を呼吸レベルで活用して営業成績をあげてきた永瀬財地。
とあることが起きるまではまさに順風満帆、いや絶好調な不動産営業マンだった。
しかし、地鎮祭のときに面倒くさがって勝手に祠を破壊してしまったとある「呪い」が彼に取り憑く。その呪いとはまさに不動産営業マン・永瀬の息の根を止めるものだった！

それは・・・・嘘がつけなくなってしまったのだ。

当然のことながら、成績は上がらない、降格はされる、給料は下がるの三重苦。
これまでバカにしていた奴にまで踏みつけられる始末・・・。

嘘を呼吸レベルで活用して営業成績をあげてきた永瀬財地が八方塞になり、苦難の末放った起死回生の一打は？

それは「正直」。

これまでとは真逆な営業を繰り広げる永瀬財地と共に不動産業界の闇が浮かび上がってくる素敵なエンターテインメント。

さらにこのエンターテインメントをあの山下智久さん主演でドラマ化。
山P好きには見逃せません。そして将来土地やマンションの購入を考える際の勉強にもなってしまうのです。


原案はヒットメドレーの夏原武氏。知る人ぞ知る独特の闇の世界にズバっとメスを入れ、素晴らしいエンタメに仕上げてくれる名手。今回は不動産業界の闇に切り込んでいる。
夏原武氏の関連作として『カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義』『クロサギ』も一緒に読むことをおすすめしたい。

作品紹介

「最強の格闘技は何か！？」誰もが知りたかったこの命題に、今、答えが示される―――！！　“我こそが最強”と名乗りを上げた16人の格闘家によるビッグイベント……その名は“陰陽トーナメント”！！　……そこに出たくて出たくて仕方ない日本一かわいくて強い高校生・佐藤十兵衛が、トーナメント出場権、強奪させていただきます♪(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

毎日を悩み苦しみながら暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ！母の死をきっかけに起きた【再上映】により、戻された先は18年前の過去！？
少年時代に戻された悟がそこで見たもの…それは、元気に生きている母の笑顔とつるんでいた仲間、そして連続誘拐殺人事件で殺されるはずの少女・雛月加代だった。現代に戻る為、母親の死を覆す為に悟は、雛月加代の運命を変えるべく、アプローチを開始する･･･。
ケンヤ、アイリ、佐知子、そして雛月…悟が“時“を賭けて奔走していたその裏で、悟の周りにいた彼・彼女らは何を考え、何を思っていたのか？本編に描き切れなかった悟と仲間の“絆”を描く著者渾身の『僕街』(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

泣く子も黙るテロール教授ことティム・ローレンツ・ゼミでは、「自分の頭で考えることを放棄させない」ための講義が日々行われている。

今年も馬場大学に、ピカピカの新入生がやってきた。佐藤光一もその1人だ。
学園内にはびこる怪しげな団体からの勧誘から救ってくれたことからティム先生を信用した彼は、誘われるがままにティム教授のゼミへ。
ところが本格的に授業が始まると予想だにしない第一声が飛び出す。

「このテロリストどもめー!」

いったいなぜ、ティム教授はこんな突拍子もない言葉を叫んだのか。それは彼がとったゼミへの勧誘方法が、まさにカルトと同じ手口だったから。
開放的なレクリエーションから徐々に閉鎖的なベクトルへ。頭がいい人がなぜカルトに走るのか？　以降、ティム教授の怒涛のレクチャーがスタートする。

興味深いのはカルト的な思想はSNS上に蔓延っているという点。
自分の判断力は優れていると勘違いしたユーザーが、ひとつの事柄に対して“勉強”した結果、「自分が正解をしっていて、相手が間違っている」と意固地になる。
こうなるとも、まともなコミュニケーションをとるのが難しくなる。
実際タイムライン上にこういう人、散見しますよね？　これこそがカルト的な思想そのものなのである。

世界が不安定な今こそ、テロとカルトの不都合な真実を学ぶべし！

作品紹介

裏社会で生きる男たちを描いたマネーウォーズ・エンターテインメントの傑作。

ギャンブル狂で常にピーピーしていた若者・森田鉄雄が、競馬場で出会った裏社会のフィクサー・平井銀二のもと悪党として生きる覚悟を決め、不正融資・裏金融・株式投資の仕手戦など、破格の大勝負を次々に経験していく。

竹書房の麻雀マンガ誌で頭角を現していた福本伸行が、一般青年誌で麻雀以外のモチーフで勝負し、人気を獲得した最初の作品。
1992年から1996年まで「アクションピザッツ」（双葉社）で連載されたが、同誌の休刊にともない中断、20年近く経った今もなお、福本ファンからは再開が熱望されている。

クライマックスに予定されたという銀二と森田の師弟対決が読みたい！

作品紹介

主人公の友一は4人の友達とともに、借金返済のため謎のゲームにのぞむ。友情さえあれば、おそろしく簡単なゲームのはずだった。そう、友情さえあれば…。だが、誰かのおかした裏切りが疑心を生み、ゲームは息づまる心理戦となる！！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

「秘密」スピンオフ新シリーズ。青木と出会う前の大学生の薪は、鈴木との運命的な出会いをして…。薪の出生の秘密も明らかに!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。　この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

“優勝に必要な何かが足りない”　その“何か”を捜して、沖縄で自主トレに励む“不運の天才打者”児島弘道。そこで彼は一人の男と出会う。120km／hそこそこの直球だけで、賭野球“ワンナウト”で無敗を誇る男。彼は名乗る。渡久地東亜と…。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

「マスターキートン」は、浦沢作品で手放せない本のトップです。

序盤は１話完結スタイルの短編集のようになっていて、気楽に読みやすいだけでなく、毎回毎回どれもストーリー構成が素晴らしく、キャラクターがしっかり描かれていおり満足度が大変高いのです。

考古学学者で保健調査員のキートンが世界各国の事件に関わっていくので、ロンドンや古代遺跡、中国などたくさんの国のこと、ベルリンの壁や当時その国で起こった運動、その場所特有の素晴らしい景色なども入っていて、ストーリーに深みがありすごく読みごたえがあります。各国の歴史的、政治的な事情なども分かる面白さもあります。

キートンは、見た目は冴えないサラリーマンなのに、実は元凄腕の軍人。『砂漠のカーリマン』のようなカッコいい話もあったり、ご老人の素敵なお話しもあったり、別れた妻との間にいる一人娘とのやりとりの面白さなど、いろんな楽しみ方があります。

元英国特殊空挺部隊（SIS）でサバイバル能力がすごく高いというギャップやキートンの悲しい過去など、盛りだくさん背景が練り込まれていて、さすが浦沢先生！という感じです。

多くの読者が待っていた「MASTERキートン Reマスター」も世相の流れをを反映したきつめのリアルさがオススメです。

シリーズで持っていれば何度でも読み返したい本になることでしょう。

作品紹介

岡島緑郎は旭日重工の会社員。重要なディスクを、ボルネオ支社まで船で運ぶ役目を担っている。だがその途中、「ブラック・ラグーン」と名乗る4人組に襲われ、緑郎は人質に取られてしまった。ブラック・ラグーンは、クライアントからの注文を忠実にこなす裏社会の運び屋だ。旭日重工は、東南アジアへの非合法ルートを使って密貿易をしていて、クライアントは、自分たちもそれに一枚噛ませろと要求しているのだった。旭日重工は機密を守るため、ディスクも緑郎も海の藻屑にしてしまおうと、ブラック・ラグーンの乗る船に攻撃を始める…(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

アナリスト…それは、相手チームを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示する“チームの黒幕”。阿月総一は実業団バレーボールチーム＜日村化成ガンマンズ＞のアナリスト。とあることを条件に、全日本男子バレーボール監督の座を約束される。それは、万年地区予選1回戦敗退の私立中学校男子バレー部に全国制覇させることだった！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

50年の時を経て、名探偵、華麗に帰還――。謎と美と欲望に彩られた戦前の帝都・東京。かつてなく妖しく美しい明智小五郎と、禍々しくも華々しい怪人たちの、夜の宴の幕が上がる。江戸川乱歩の代表作・明智小五郎シリーズを、気鋭・薫原好江が妖艶にコミカライズ！　第一章は、明智小五郎VS．黒衣の美少年怪盗・黒蜥蜴！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

「恋愛は告白した方が負けなのである！」　家柄も人柄も良し!!　将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!　その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!　プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、“如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまった!?　恋愛は成就するまでが楽しい!!　新感覚“頭脳戦”ラブコメ、開戦!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)